天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-06-17から1日間の記事一覧

芭蕉の開眼3

長谷川櫂著『「奥の細道」をよむ』を読み終えた。不易流行と「かるみ」についての長谷川の解釈が見所である。要所を本文から引用するのが手っ取り早い。 「人の生死にかぎらず、花も鳥も太陽も月も星たちもみな この世に現れては、やがて消えてゆくのだが、…