天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-06-24から1日間の記事一覧

短歌のリズム(続)

『短歌研究』七月号の特集「七夕に寄せて」の歌の中から、小池光の見方に従って例を抜いてみよう。 亀を飼おうと思う本気があぶないとにやりと忠告をする人ぞある 永田和宏 *初句七音の字余り。ゆったりとした始まりが余裕ある歌の 内容にマッチしている。 …