天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-07-28から1日間の記事一覧

短歌と等時性

「短歌研究」8月号の小池光「短歌を考える」では、啄木の3行書きについて、示唆に富む分析をしている。要点を書き出すと、 啄木の3行書きは句の等時性と行の等時性が同時進行する 印象を与える。比喩的にいえば聴覚は短歌形式としての句 の等時性を感覚し…