天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-08-14から1日間の記事一覧

秋立つ

日本の古典ではよく知られた話なので、気が引けるが、立秋といえば、 秋きぬと目にはさやかに見えねども風のおと にぞおどろかれぬる 古今和歌集、藤原敏行の良く知られた名歌がある。また、新古今和歌集の七条院権太夫の次の歌もある。 秋きぬと松吹く風も…