天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-08-22から1日間の記事一覧

両極端

「歌壇」9月号を読み始めてすぐに感じたことがある。巻頭に載っている前登志夫と清水房雄、二老大家の作品が、各々の流派を踏まえて両極端に見えること。以下に、5首ずつ上げて要約しておこう。 前登志夫: 大正15年1月生れ、81歳。前川佐美雄 に師事…