天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-09-09から1日間の記事一覧

藤の実

今の時期垂れ下がっている実はまだ未熟である。 寒くなって莢が枯れると、ある日パチンとはじけて 褐紫色の平たい円形の種子が飛び出る。 藤の実やたそがれさそふ薄みどり 富田木歩 濯ぎ女に垂るる藤の実妻籠宿 豊長みのる 横浜の三溪園は、台風の影響をまっ…