天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-10-26から1日間の記事一覧

前衛短歌と「われ」

佐佐木幸綱著『万葉集の〈われ〉』を読み終えた。なにせ電車に乗っている時だけ読むので時間がかかる。雑誌で連載していた時期に一度読んでいたのだが、本になってまとめて読むと全体がよく理解できる。「終わりに」の章で、前衛短歌と〈われ〉について、寺…