天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-11-08から1日間の記事一覧

「切れ」の由来(3)

ところで現代短歌においても「切れ」の手法は極めて重要である。切れの前後の展開で叙情の質が多様に変化するからである。和歌の時代、第3句(腰の句)と第4句との間にこの「切れ」があからさまであったり、断絶した感じを与えると腰折れといってヘボ短歌…