駿河国は、室町時代以降、今川氏が治めていた。九代義元の時、徳川家康は人質として七歳から十八歳までの間、駿府で暮した。義元が桶狭間の戦で織田信長にやぶれてから、駿府の領主は、いったん武田氏になり、それを家康が追い出して駿府城を建てた。だが、…
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