天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-11-15から1日間の記事一覧

中原中也(3)

中原中也の詩集「山羊の歌」を読み終えた。中也生前の唯一の出版物である。母から当時の金で300円を貰って出版を試みるも資金不足になり、中断したが、死の直前にやっと日の目を見た。それはともかく、詩は文芸の極致であると感じた。つまり言葉・言霊の…