天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2007-12-20から1日間の記事一覧

荷風の俳句(1)

「俳壇」新年号の末尾に永井荷風の俳句について半藤一利が紹介している。荷風は生涯に6百句余りの俳句を作ったというが、彼自身が出した『荷風句集』には、百十八句のみ自選してある。荷風の生活を偲ばせる句が特に面白い。いくつか抜き出してみる。 永き日…