天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-01-20から1日間の記事一覧

歌人たちの鎌倉3

正岡子規は、明治二十年代に二度ばかり鎌倉に立ち寄ったらしい。全歌集『竹乃里歌』を開いて見ると、あった。一度目は、明治二十一年四月五日、江ノ島に遊んだことがわかる。歌集に次の二首を残す。雨に降られたらしい。 しらぬ海や山見ることのうれしければ…