この「うすらひ」という言葉、広辞苑の第五版にも、角川の新国語辞典にも載っていない。古語、歌語なのだ。意味は字面どおり、薄くはった氷。俳句では、春の季語。 葛桶に薄ら氷ゆらぐ宇陀にをり 能村登四郎 佐保川に凍り渡れる薄氷の薄き心をわが思はなくに…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。