天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-01-30から1日間の記事一覧

風光る

これは春の季語である。南回帰線まで南下していた太陽が次第に北半球に帰ってくると、吹く風が鋭く光るように感じられる。いかにも早春の気配である。 冬川やごみを纏へるリム一輪 まほろばの菜の花畑雪の富士 薄き濃き植生分かれ影なせり雪かがやける丹沢の…