天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-02-25から1日間の記事一覧

春一番

天気晴朗なれどえらく風の強い日であった。七里ガ浜に寄せる白波はまさに牙むくごとく高い。稲村ケ崎に立つボート遭難の碑に書かれてある歌詞もさこそと思われて胸に迫る。 遭難は1910(明治43)年1月23日に起きた。小学生1人を含む逗子開成中学の生徒が乗…