天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-04-20から1日間の記事一覧

茅の輪

江ノ島辺津宮には何故か真新しい茅の輪が置かれていて、人々が盛んにくぐっている。六月三十日や七月三十一日に行う名越の祓の際に置かれるはずだが。 まばたきはシャッターとなり吾を見る蔓の きれはし咥へて鴉 断崖を削りて建てし墓場にも花供へあり年ふる…