天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-05-13から1日間の記事一覧

都忘れ

キク科の宿根草で植物名はノシュンギク。深山嫁菜を観賞用に栽培したものという。 このもの悲しい名前は、承久の変で佐渡に流された順徳上皇が配所で詠んだと伝わる歌 いかにして契りおきけむ白菊を都忘れと 名づくるも憂し に由来するという。が、この歌で…