天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-05-16から1日間の記事一覧

沢瀉

おもだか、と読む。オモダカ科の多年草。中国原産で平安時代に渡来。この葉を家紋にデザインした戦国武将や大名がいた。 鷺に似てひと花すいと水をぬく青藺のなかの おもだかの花 佐佐木信綱 五月雨の築地くづれし鳥羽殿のいぬゐの池 におもだかさきぬ 与謝…