天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-05-20から1日間の記事一覧

白雲木

エゴノキ科の落葉高木。実は卵形で九、十月に熟して裂け、褐色の種子が出る。満開の白花の様子が白雲に似るとしての命名である。 雲ながれ白雲木の花房のさゆらぐ景や風は演出家 玉井慶子 夏あけの風たつ見えて空たかく白雲木の花ひかり咲く 大塚善子 極楽寺…