天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-06-25から1日間の記事一覧

ある朝に

ある梅雨晴れの朝、吾妻山の頂に登った。驚いたことにもうコスモスがちらほら咲いていた。白い蝶がとんでいた。芝生に坐って歌を詠んだ。 休日は老人たちがダンスせる体育館のうす暗き朝 体育館横に群れたる松葉菊咲き疲れたるさまにかがよふ 梅雨晴れの朝に…