茂吉の歌集『暁紅』を持ち歩いて読んだ。ひとつ顕著な特徴は、茂吉に迷惑をかける家ダニ、蚊や鼠を、人間に対すると同じようなもの言いで歌にしたこと。 蚤ひとつ捉ふるにも力をそそげりとわれ若しいはば 罵られむか 『小園』 家だにに苦しめられしこと思へ…
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