天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-07-09から1日間の記事一覧

にわとり(続)

6月29日のところで「にわとり」に関する枕詞についてふれたが、車中で茂吉の『あらたま』を読んでいたら、枕詞の効果を示すよい例が出ていたので以下に紹介しておく。 君の骨箱にはひりて鳥がなく東のくにに 埋められにけり これは、大正6年・節忌の項の…