天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-07-22から1日間の記事一覧

家康のしかみ像

徳川家康は三十一歳の元亀三年(一五七二)十二月、三方ヶ原で戦った武田信玄との合戦で負けを経験した。後に、この敗戦を肝に銘じるために自分の姿を一幅の絵に描かせ、慢心の自戒として生涯座右に置いたと伝えられる。通称「しかみ像」という。この姿の石…