天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-08-12から1日間の記事一覧

短歌と詞書とのコラボ(2)

岡井の一連では、次に 月ぞしるべ此方へいらせ旅の宿 (芭蕉) 安全で落ち着いてゐる朝だけだ まつ直ぐな線が 部屋に来てゐる となっている。 発句は、寛文4年作で芭蕉21歳。 「佐夜中山集」にある。 ( 松江重頼編「佐夜中山集」に「松尾宗房」の名で次…