天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-08-13から1日間の記事一覧

短歌と詞書とのコラボ(3)

ところで、先の凡兆の句は、よく知られているように俳諧七部集の内「猿蓑集 巻之五」」の歌仙冒頭である。 その次には、 あつしあつしと門々の声 (芭蕉) とつづく。岡井の一連では、これに対して 植ゑられるものを臓器と呼びたくはない いそなみ磯波の洗ふ…