天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-08-15から1日間の記事一覧

短歌と詞書とのコラボ(4)

「歌壇」8月号・岡井隆「夏越なごめど」の続きである。哲学者ウィトゲンシュタイン著『論理哲学論考』の命題とのコラボをどう理解するか? 「世界は様々な事実に分たれる。」 淡すぎるあぢさゐが咲きこのごろは人がよく死ぬ なかを咲きつぐ ウィトゲンシュ…