天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-08-25から1日間の記事一覧

戦中・食の歌

斎藤茂吉の食に関する歌に惹かれる。なかでも鰻の歌はつとに有名。今回は、太平洋戦争時に詠んだ食の歌を、歌集『小園』(短歌新聞社文庫版)から拾ってみる。この歌集には、昭和十八年から昭和二十一年までの歌、八百四十三首が収められている。うち、食に…