天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-08-27から1日間の記事一覧

現代口語短歌の完成

口語短歌の試みは、古く明治時代(例:青山霞村)以来ある。ただ、なかなか定着はせず、最近まで口語と文語の混合体が流通してきた。 今回、短歌研究賞を受賞した穂村弘の作品(「短歌研究」九月号に掲載)を読むと、やっと現代口語短歌が完成の域に達した感…