天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-09-07から1日間の記事一覧

源氏物語の千年(4)

塚本の『源氏五十四帖題詠』について最後にするが、語割れ・句跨りの例をいくつかあげておく。なお、題詠とはいっても源氏物語の各帖にでてくる和歌の本歌取りになっているものがほとんどである。 ちくま学芸文庫本では、塚本邦雄と弟子の国文学者・島内景二…