天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-09-22から1日間の記事一覧

落鮎

夏の間、川の上流で育った鮎は、九月、十月になると産卵のために川を下る。産卵期の鮎は、刃物の錆びたような斑点が体に現れる。よって錆鮎とか渋鮎という呼び名もある。 川の中流に下ってきて川底の小石に産卵する。産卵の終った雌も、それに協力した雄もや…