天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-09-27から1日間の記事一覧

女郎蜘蛛

平安時代以降、蜘蛛は「ささがに」と呼ばれていた。ただし、奈良時代には「ささがね」と言ったとの説もあるが詳細はわからない。蜘蛛の形が小蟹に似ているからである。「ささがにの」は枕詞で、「くも」「いと」「いづく」「いかに」「いのち」などにかかる…