天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-09-29から1日間の記事一覧

酸漿

鬼灯とも書く。ほおずき、である。ナス科の多年草。袋状の萼に包まれた赤い果実は、小さな穴を開けて種を抜き、口に含んで吹き鳴らす。現在では、こんな風情のある遊びは見かけなくなった。 うなゐらが植ゑしほほづきもとつ実は赤らみにたり 秋のしるしに 伊…