天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2008-11-18から1日間の記事一覧

渓、たに。山と山の間のくぼんだ所。地学上の定義では、地表の隆起した部分の間の、狭く長くくぼんだ土地。 今日今日とわが待つ君は石川の谷に交りてありと いはずやも 万葉集・依羅娘子 光なき谷には春も外なれば咲きてとく散るものおもひもなし 古今集・清…