天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-01-18から1日間の記事一覧

富士を詠む

正月に見る夢で縁起の良いものが、順に一富士二鷹三茄子という。現代ではあまり話題にもならないし、まして夢に見ることなど稀であろう。時間がゆっくり流れていた時代のめでたさなのだ。 富士が初めて歌に詠まれたのはいつの時代であったろうか。文学では平…