天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-03-19から1日間の記事一覧

塚本短歌の文化的背景

塚本邦雄に師事した小説家・楠見朋彦の『塚本邦雄の青春』(ウエッジ文庫)を読み終えた。これは小説ではなく、丹念な資料渉猟に基づくドキュメントである。既に周知のことだが、この本に補足して塚本短歌の文化的背景を箇条書きにすれば、以下のようになる…