天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-05-18から1日間の記事一覧

不思議な感じ

短歌に限らず、詩には「不思議な感じ」「シュール感」を読者に感じさせる措辞が工夫されている。 「短歌人」五月号に掲載の小池光の歌を例にとってみよう。 満開の桜の川に出てをれる二羽のあひるは われらにあらず 書いてゐるときいちばん心落ち着くと斉藤…