天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-06-03から1日間の記事一覧

昼顔

ヒルガオ科の多年草。五月ころから咲くのは小昼顔で花が小さい。 女生徒を連れてのがれしぼた山の裾は いちめんひるがほの花 大西民子 肺尖にひとつ昼顔の花燃ゆと告げんと しつつたわむ言葉は 岡井 隆 昼顔のかなた炎えたつ神神の領たりし日 といづれかぐは…