天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-07-11から1日間の記事一覧

鵲の橋

七夕に彦星と織姫が天の川で逢う際に、カササギが翼を並べて橋渡しをするという。男女の仲の橋渡しの比喩にもなる。 たなばたの扇の風に霧晴れてそら澄み渡る 鵲の橋 新撰朗詠集・清原元輔 かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば 夜ぞふけにける 新古今…