天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-08-13から1日間の記事一覧

筑波山

常陸国の歌枕。万葉集の時代には、「つくはね」とか「つくはやま」といったふうに清音であったらしい。山頂に男体山(イザナギ)と女体山(イザナミ)の二峰があるので、古来、恋歌に詠みこまれた。 百人一首にある陽成院の次の歌(後撰集)が代表的。 筑波…