天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-09-16から1日間の記事一覧

蝉の歌 ―空蝉―

うつせみ、うつそみ。漢字では、空蝉以外に虚蝉、現身、現身人など。意味は蝉の抜け殻、あるいは蝉、あるいは魂がぬけた虚脱状態の身。源氏物語の巻名にもある。また「うつせみの」は、世、人、かれる身、むなし などに掛かる枕詞になる。 うつせみは数なき…