天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-10-21から1日間の記事一覧

蜜柑

むかし、食用の柑橘類は、橘、その実は「香(かぐ)の菓(このみ)」と言った。蜜柑の文字は室町時代の文献に初めて現れる。江戸時代から庶民の口に入るようになった。果皮は薬用・香料になる。 我友は蜜柑むきつつしみじみとはや抱きねと いひにけらずや 斉…