天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2009-12-06から1日間の記事一覧

カラス

遊行寺の境内を通ったら、えらい数のカラスが騒いでいた。原因になるような何も見当たらなかったのだが。 葉の散りし欅の末(うれ)にカラスあまた朝を啼くなり 墓地見下ろして 昔から烏はよく歌に詠まれている。鴉が象徴するものは、不吉なお告げの使者、狡猾…