天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-01-22から1日間の記事一覧

寒餅

寒中に搗く餅のこと。ひびわれや黴が生じにくく、保存がきく。温かい地方では、切り餅にし、水に浸して貯蔵する。かき餅やあられ餅にしておくことも。 湖に響く寒餅搗きにけり 室積徂春 住みつきし町がふるさと寒の餅 風間啓二 春雷の行かそけかる夜なりけり…