天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-01-27から1日間の記事一覧

朝の鵜

片瀬漁港、龍口寺、腰越海岸をぶらぶら歩いた。以前にも紹介したが、片瀬漁港の鵜にまた興味を惹かれた。 掃くほどに寒椿ちる塔の下 丘の上に声明湧き来冬の鵙 花落ちて目白隠るる藪椿 入りきたる漁船の先に次々にうかび出でたる朝の鵜の群 しばしして浮び出…