うすらひ、うすごほり。早春にうっすらと張る氷、あるいは解け残った氷。 葛桶に薄ら氷ゆらぐ宇陀にをり 能村登四郎 田の面やや傾いてをり薄氷 有働 亨 雁過ぎし空がのこりてうす氷 山上樹実雄 朝な朝な湖(うみ)べにむすぶ薄氷晝間はとけて日永(ひより) つづ…
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