天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-04-15から1日間の記事一覧

八重桜

他の桜よりも遅れて重弁の花を咲かせるサトザクラである。ボタンザクラとも言う。 いにしへの奈良の都の八重桜けふここのへに匂ひぬるかな 伊勢大輔 白雲のたつたの山の八重ざくらいづれを花とわきて折りけむ 道命 君が娘(こ)は庭のかたへの八重桜散りしを拾…