天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-04-16から1日間の記事一覧

葉桜の季節

そこここの桜の花が、春の嵐に会って散り始めた。雨を伴うので、花吹雪を見に出かける風情もない。晴天下の幽玄な花吹雪に出会ったのは、いつのことになるか? 記憶が薄れるほどの過去になってしまった。とある山中を歩いていた時、さしたる風もないのに、さ…