天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-05-11から1日間の記事一覧

藤の花(続)

正岡子規の次の藤の花ぶさの歌は、評価がなかなか難しい。 瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり 例えば、『諸説近代秀歌鑑賞』で、斎藤茂吉、釈迢空、松田常憲、五味保義、谷馨、木俣修、本林勝夫、蒲池文雄、安田章生、柴生田稔、宮…