天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-06-25から1日間の記事一覧

かきつばた

あやめ科の多年草。ふるくは、「かきつはた」と清音であった。漢字では、燕子花、杜若などと表記する。花摺の染料。美女の比喩にもなる。万葉集では、七首の短歌に詠まれている。 次に全首あげておく。 常ならぬ人国山の秋津野の杜若をし夢に見るかも 住吉(…