人名に興味を持って、いま万葉集を見返しているが、あらためて万葉集の若々しさを感じる。艶めかしいのだ。その典型が巻十「秋の雑歌」一連である。彦星と織姫の歌が、ここに集中している。少し抜き出しておく。 天の川楫(かぢ)の音聞こゆ彦星と織女(たなば…
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